プレイボーイとのラブバトル?

美鈴Side

「ん.....?」

ここどこ...?

目がさめると見慣れない天井。
どこだっけ...?

私は...たしか...遅刻して...
急いで教室入って...

あれ...?そこから...どうしたっけ?

「あ、起きた?」

「愛梨...あの...って...ええ!?」

何で.....?

「誠...司。」

誠司がいるの?

「あ、美鈴貧血で倒れちゃったのー。
これから私は委員会あるから
誠司くんに送ってもらって♪
鞄はここにおいといたから。」



愛梨は私の鞄をポンポンと叩いた。

「じゃ、誠司くんちゃんと責任持って
美鈴のことおくってね。」

愛梨は、そのまま保健室から
出ていった。

どうしよう.....。
部屋の中で聞こえるのは時計の針の音。
そしてグラウンドから聞こえる部活生徒の
はしゃぎ声。

それ以外は何も聞こえない。

お互いずっと黙ったまま...
5分くらい経過していた。

どうし...「あのさ.....。」

急に誠司が沈黙をやぶった。

「ひゃっひゃい!?」

つい私は裏声になってしまった。
はず...///

「なっ何か色々大丈夫?」

「う.....ん。」

私は毛布を頭までかぶった。

「.....色々、ごめん。」

え...?

「なっ何で誠司が謝るの?」
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