プレイボーイとのラブバトル?

美鈴Side

「愛梨...。本当に今までありがとうっ。」

最後に校門で愛梨に前の日から
書いた手紙を交換した。

「美鈴、誠司くんと仲良くねっ。」

「うん.....。」

「ほら、早く誠司くんの元まで
行かなきゃ第二ボタン
とられちゃうよっ!」

「あっ!うん...。でもさ...なんか
恥ずかしくない?///」

「ばっかだね。美鈴は。ほら!」

愛梨はブレザーのポケットから
ボタンを6「つとりだした。

「...?」

「健也のブレザーについている
ボタン全部とってきちゃった♪」

「はあああ?」

いつの間に...。

「それくらいしなきゃとられちゃうでしょ?
ネクタイもとろうとしたけど
カレーついてたからやめたの。」

「.....そう。」

私も負けていられないなー。

「ほら、いきなっ。」

強引に私は校舎にいれられた。


私は、よくばりだ。
愛梨よりも誠司と一緒にいれるのに
誠司の全部をほしいと
思ってしまう。

誠司...でも私は、
誠司のためなら...
どこまでもついていく...

だから─...

─ガチャッ

「あ.....。」

私を...受け止めてください。
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