初恋は夢の中
顔を真っ赤にしながら、酒を仰ぐ公区長と班長達。

毎日毎日、飽きずに酒に呑まれてリッパなアル中だ…。


そんな酔っ払いを、嫌な顔一つせず相手にする、先生はスゴイ…


私は、先生と目配せをし光ちゃんを見た。


光ちゃんは、端っこで大人しく飲めないお酒を注がれ飲まされていた。

絶対、無理矢理連れて来られたのだ…

可哀想に…



「こんばんは…。」
私は、光ちゃんの隣に座った。


光ちゃんは驚きながら、あぁ…と言っただけだった。


私達は、暫く無言で飲み物を飲んでいた…。

「ゴメンネ…。光ちゃんのコト、傷付けて…」
私は、ポソッと話した。


「イヤ…。俺も…。あの帰りに…」

「うん。知ってる。」

「えっ!」

「さっき、聞いたの。」

「だ、大丈夫だった…?」

「大丈夫じゃないよ…。悪い娘だって、怒られちゃった…。でも…、アリガト。私のコト、庇ってくれて…」


光ちゃんは、い、いや…と言って、傍にあったグラスを一気に飲み干した。

が…、苦手な日本酒だった為、ムセて前にいた人に吹き掛けてしまった…。



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