初恋は夢の中
光ちゃんは、お酒を掛けたコトを。

先生は、雑巾で拭いたコトを。

男に、丁重に謝っていた。

当の私は、軽く謝って雑巾を片付けに行った。


男は、ほぼ泥酔状態で訳解らない、といった感じだった。


どんだけ飲んでんだぁ…
この、おじさんは…



雑巾を片付け終えた私は、席に戻ってみると…

さっき、お酒を掛けられた男が、一升瓶片手に座って寝ていたのだった…



「この体勢で、寝てても平気なの?」
私は、光ちゃんに聞いた。


「さぁ…。大丈夫だと思うけど…どうなんだろ…。」
光ちゃんは、どっち付かずの答えをする。



さすがに、一升瓶は危ないだろうと思い、私はそっと男の手からビンを抜き取る。

そして危なくないように、少し離れた所にビンを置いた。



光ちゃんはその様子を見てて、急に言葉にならない声を上げた。



< 174 / 258 >

この作品をシェア

pagetop