初恋は夢の中
暫く私達は、
ダメだって…
イイって…

マッチをつけては、消して…
消しては、つけて…

と、押し問答を繰り返していた…





「コラァ~!!」

後ろから、大声で怒鳴られる。


恐る恐る、後ろを振り向く私達…


ソコに居たのは、ボスとその仲間達だった…


ひぃ~!
ゴメンナサァ~イ…!
光ちゃんと私は、慌てて逃げた…



足場の悪い場所で、私は躓いて転んだ。

酔っ払ってフラフラなはずなのに、ボスだけは何故か、どうだ!という感じで私を捕まえた。

「悪さしない様に、茂に言ってお仕置きしてもらうからな!」


ひぇ~!
それだけは、許して…。

と涙ながらに、ボスに頼み込んだ。


ボスも情に弱く、仕方なしに
「今度だけは、しょうがないから許してやる。ちゃんと大人しくして、花火をしろよっ!」
と、掴んでいた手を離した。


私は、ホッとして立ち上がり光ちゃんを探した。



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