私を襲って、ツンデレくん。
[鈴side]


学校につくと私たちは自分たちの席についた。




ちなみに私と時雨くんは同じクラス。




私が猛勉強して時雨くんと同じ進学校に入学した。





席は遠いけど同じクラスになれただけで私は幸せ者。





『いや~。朝から熱い視線彼氏に送っちゃって、お熱いですな~。』





「もう!!からかわないでよ。しーちゃん…。」





この子は椎名梨歩[シイナ リホ]





私の親友。





『また彼氏の話しかよ~。』


もう一人煩いのがきた。




この人は幼なじみの草上愛琉斗[クサカミ アルト]ニックネームはアル。





保育園からずっと一緒で家も近い。いわゆる男の幼なじみって訳。






『それで、何で今日鈴はご機嫌なわけ?』




「よくぞ聞いてくれました。今日は放課後久しぶりに時雨くんんちに行くんだぁ。」





『はぁ!?お前わかってんの?彼氏んちに一人で行くってのはな、襲ってくださいって言ってるようなもんだぞ。』



アルが淡々と口にした。






「え!?そうなの!?でも今まで何回か行ったけどそんなことなかったよ?」




だって手を繋ぐのだって恥ずかしがる時雨くんにそんなことできるわけないよ。





『あんたねぇ。男はみんな狼なの。無防備にしてるとペロリとたいらげられるわよ。』





「でも今までそんな雰囲気すらなかったよ??…もしかして私に魅力がないからかな?」




ちょっと不安になってきた。




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