好きになんかなるハズ無い!!
待ち合わせからカワイくない事ばかり言ってた私をカワイイ言うなんて、コイツ変わってる。


だけど洋夢はほのかに笑みを浮かべると、私の頬を1回突っついた。


「なワケ無いだろ。美名は十分カワイイから」


アッサリと言っちゃう洋夢。


私は頭から足先まで、隅々まで熱ーーくなった。


アワワ………恥ずかしさやドキドキで、目が回って倒れてしまうかもしれないっ!!


今日の為に買った服を握り、ギリギリで意識を保った。


「え…あの………お世辞かもしれないけど……ありがとう//////」


嬉しいよ、洋夢―――――…
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