Tokyo Midnight
すると、彩斗さんがこちらを見て、私の頬に触れる。

「それとも、まだその覚悟はない?」

ずっと、ってやっぱりそういう意味なの?

「ま、お前にその気がなくても、俺は手放すつもりはないからな」

何も言えずにいる私の頬を彩斗さんの指先が軽くつまんで離れた。

私は何も言えなかったけど、本能ではこの人と離れられないってわかってる。



わかってるけど・・・

まだこの幸せを実感できてない・・・
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