Tokyo Midnight
「・・・児嶋・・ってあの児嶋グループの!?」

お母さんも菜々子もお父さんの後ろから名刺を覗き込んで、目を丸くしてる。

「と、とにかく中入ろ?ね?」

今にも質問攻めにされそうな雰囲気を感じ、私は4人の背中を押して家にあがった。




家にあがると、和室にお父さんと対面して座る。


う・・・

この雰囲気は・・・


お父さんは、昔からすごく厳しくて門限もあったし、夜遊びなんかもさせてもらえなかった。

ましてや彼氏なんか連れて来ようもんなら、いきなり怒鳴りつけて追い返したこともある。

上目遣いでお父さんを見ると、腕を組んだまま目を閉じて、何か考えているようだった。
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