Tokyo Midnight
なぜなら、私はさっきのキスだけですっかり体が熱くなってしまっていたからだ。

その先を考えたら、どうなってしまうのか、想像するだけで興奮してしまう。

児嶋さんは答えようとしない私の唇を親指で優しくなぞった。

「・・・んっ・・」

やばい・・・

その指の感触すらも感じてしまう。

「・・・そういう顔もできるんだ?」

児嶋さんはそういって笑うと、再びもう一度唇を重ねてくる。

でも今度は優しく触れるだけですぐに離れていってしまった。

「・・・あ・・・」

ゆっくりと離れていってしまう唇を追いかけようとしている自分に気づいて、一気に恥ずかしくなる。
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