Tokyo Midnight
「認めませんよ。彩斗さんは、こちらの神宮寺響子さんとの結婚が決まっているんですから」



え?


「知っています。ですから、合わせてそのお話をお断りさせていただこうと・・・」


彩斗さんも知ってたの・・・?


「あなた、美菜子さんって言ったかしら?あなたの素性も調べさせていただきました」

「な・・・!!」

「・・・母さん、それはどういうことですか?」

彩斗さんの声はあくまで冷静だ。

ちらりとその表情を見ると、見たこともないほど感情のない顔をしていて私はぞくりと背筋が寒くなった。
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