Tokyo Midnight
「言うの遅れたけど、今すぐ俺と結婚してくれませんか?」

へ?

「早く、お前と離れなくていいという証が欲しい」

私はそう嘆願する彩斗さんの顔をまっすぐ見つめてうなづく。


本当はもっとしかるべき時間を置いて、ゆっくり準備していくんだと思ってたけど・・・


でも、私も彩斗さんと離れたくない。


「それから・・・」

「・・・それから?」

「着物姿、すげーそそる。今すぐ抱きたい」

「・・・も、もう。雰囲気台無し!!」

「ははっ、でも本当。マジで抱きたくなる」

彩斗さんは待ち構えていた黒塗りの車に私を押し込むと、自分もそのまま乗り込んできた。
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