貴方の愛に捕らわれて

「商売女」男の言葉が耳を離れない。





気が付けば家にたどり着いていた。




鍵を開けるのももどかしく、家にあがると一目散にベットに潜り込んだ。




『ちが…い…ます…ご…めん…な…さぃ…』




男の蔑む視線が怖かった。



ガタガタと震える身体を小さく丸め、嗚咽をもらしながら、ただ謝まることしかできなかった……



 

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