貴方の愛に捕らわれて
「ジュースでいいか?」
オレンジジュースの入ったグラスが、コトリと私の前に置かれる。
リビングはとても広くて、3人が余裕で座れる大きなソファーが、ガラステーブルを挟んで2つ置かれている。
その片側のソファーのほぼ真ん中辺りに座る私の隣に、腰を下ろす猛さん。
近っ!?
こんなに広いのに、どうしてココ?!
私の横にピッタリとくっつくように座った猛さん。
ワンピースの布地を通して感じる温もりに、一気に上がる心拍数と体温。
全身を巡る、甘美な痺れ―――
初めての感覚に、思わず逃れるように腰を浮かせば、強引に肩を引き寄せられ、あっという間に猛さんの胸に収まる。