貴方の愛に捕らわれて
クスクス笑いながら楽しそうに話す由香里に、きょとんとして聞き返す。
『??…本命?』
「ねえねえ、年上の彼氏ってどんな感じ?やっぱり大人だと包容力があっていいよね」
悪戯っぽくキラキラと瞳を輝かせ、興味津々な由香里の言葉に、一気に顔面に熱が集まる。
『……ち、違うよ!龍二さんはそんなんじゃないよ』
「またまた~。隠さなくっても大丈夫!私には章司がいるんだから妬いたりしないし」
どうしてそんな勘違いをされたのか、真っ赤な顔で否定をすれば、ニヤニヤ笑いながら「照れちゃって~」と言いながら私の二の腕バシバシと叩く由香里。
そんな由香里の行動に、これまた何故か堀田君と章司さんが酷く慌てて、私から由香里を引き離そうとする。