貴方の愛に捕らわれて
疲れて寝ちまったのか?
服を脱がせてやるが、やはり目を覚ます気配すら無い。
まあいいか。取り敢えず質問は明日にして、今は寝かせてやろう。
下着姿の柔らかな身体を抱き締めると、俺もそのまま眠りについた。
翌朝、腕の中で柔らかな身体が身じろぎしたのに気づき、目が覚める。
そのまま寝たふりで腕の中の可愛い小鳥を観察していると、小さな悲鳴をあげた後、俺を起こしたんじゃないかと、息を潜めてこちらを伺う気配がする。
寝たふりを続けていると、俺を起こさないよう腕の中から抜け出そうと、小鳥がじたばた格闘し始める。
真っ赤な顔であたふたしている姿は何時もと変わりなく、昨夜は矢張り疲れて寝ちまったのかと安堵する。
気がゆるんだら、つい堪えきれず笑ってしまった。
―――ピタリ
『………猛さん?…起きてます?』