貴方の愛に捕らわれて
~~~恥ずかしすぎる!!!
テンパり過ぎて意味不明な言葉を発する私に、更に唖然とする組合達。
恥ずかしさに居たたまれなくなった私は、カバンを掴むとくるりと背を向け、脱兎のごとくその場から逃走した。
後ろで誰かが「姐さんカバンは私が…」って叫んでいたけど、『大丈夫!』と返して。
自分の部屋でう~う~唸りながら、ジタバタ身悶えること数十分。
まだ顔の熱は引かないものの、先ほどの恥ずかしい行為を黒歴史として封印することに成功すると、部屋の角に置かれたカバンが目に入る。
こうしてても仕方がない。取りあえず片付けよう。
カバンを開いて中から洗濯物を取り出し、洗濯機に入れる。歯ブラシや化粧水などの細々とした物を一通り片付け終えると、静かな室内に内線電話の着信音が鳴り響いた。
猛さんがいない時に内線電話がかかってくるなんて珍しい。