魔王と王女の物語②-Chain of destiny-【完】
コハクが完璧主義なため、結婚式の準備初日にも関わらず夜遅くまで準備は進められて、ラスは途中からソファに座らされて、てきぱきと指示をするコハクをにこにこしながら見ていた。
そして一区切りついたところでようやくディナーを食べたところでラスが大あくび。
「コー…眠たくなっちゃった…」
「ん、じゃあ今日はこれ位で勘弁しといてやるか。お前ら明日も準備あるんだからな、早く寝とけよ」
「ああ疲れた…。影、僕たちは盛大な結婚式を挙げるつもりじゃなくて…」
「馬鹿言うなよ、仮にも王女だった女を嫁さんにするんだろうが。チビはもっともーっと綺麗にしてやるからな」
「うん、わかった」
目を擦りながら笑ったラスを抱っこして部屋へ移動する間、キッチンの台所の前でデスがしゃがみこんで食材を物色しているのを発見したコハクは、ラスの頬をぺろっと舐めた。
「チビが食べ物の魅力を教えちまったからあいつ食欲魔人になっちまったじゃんかよ。今日も魔法みたいにあいつの皿から食い物が消えてたぜ」
「でも全然音がしないし綺麗な食べ方してるよね。ねえコー、今日はもう寝ちゃう?私眠たいけど…コーも触りたいって思うし…むらむらしたらコーを襲っちゃおうかな」
「喜んで!!…や、でも俺がチビを襲いてえし…や、でも襲われたい!わかった、今日は…ち、チビの好きなようにしていいし。俺じっとしてるし。…多分」
「ほんと?じゃあ部屋に着いたら一緒にお風呂に入ろ。私最近ほんとにどんどんお腹が大きくなっちゃって恥ずかしいんだけど…コーと一緒に入りたいの」
恥ずかしがって首筋に顔を埋めてきたラスに最高に萌えつつも、魔王、渾身の我慢。
本当は走って部屋に戻りたかったのだが、ゆっくり螺旋階段を上がりながら、潤んだ緑の瞳を覗き込んだ。
「腹が大きくなったからってなんだよ。ベビーが成長してる証だろ?よし、肩まであったかい湯に浸かって一緒にラマーズ法の練習だ!」
「うん!コー、お腹に沢山触ってね」
部屋に着くと、ラスを抱っこしたままバスルームへ行って蛇口を捻り、ラスをベッドにそっと降ろした。
2人ともまるで初夜を迎えるような気持ちになり、ラスと手を繋ぎながらベッドに倒れ込んで笑い合った。
「俺めっちゃどきどきしてんだけど。チビは?」
「私もすっごくどきどきしてるよ。コーをどうやって襲おうかさっきからずっと考えてるんだけど…秘密!」
「やべえ、俺何されんの!?爆発する!」
ルビーよりもガーネットよりも綺麗な赤い瞳に見つめられて吸い込まれそうになったラスが身体を寄せて腕に転がり込む。
この幸せが永遠に続き、永遠にコハクに愛される喜びに身体が震える。
そして一区切りついたところでようやくディナーを食べたところでラスが大あくび。
「コー…眠たくなっちゃった…」
「ん、じゃあ今日はこれ位で勘弁しといてやるか。お前ら明日も準備あるんだからな、早く寝とけよ」
「ああ疲れた…。影、僕たちは盛大な結婚式を挙げるつもりじゃなくて…」
「馬鹿言うなよ、仮にも王女だった女を嫁さんにするんだろうが。チビはもっともーっと綺麗にしてやるからな」
「うん、わかった」
目を擦りながら笑ったラスを抱っこして部屋へ移動する間、キッチンの台所の前でデスがしゃがみこんで食材を物色しているのを発見したコハクは、ラスの頬をぺろっと舐めた。
「チビが食べ物の魅力を教えちまったからあいつ食欲魔人になっちまったじゃんかよ。今日も魔法みたいにあいつの皿から食い物が消えてたぜ」
「でも全然音がしないし綺麗な食べ方してるよね。ねえコー、今日はもう寝ちゃう?私眠たいけど…コーも触りたいって思うし…むらむらしたらコーを襲っちゃおうかな」
「喜んで!!…や、でも俺がチビを襲いてえし…や、でも襲われたい!わかった、今日は…ち、チビの好きなようにしていいし。俺じっとしてるし。…多分」
「ほんと?じゃあ部屋に着いたら一緒にお風呂に入ろ。私最近ほんとにどんどんお腹が大きくなっちゃって恥ずかしいんだけど…コーと一緒に入りたいの」
恥ずかしがって首筋に顔を埋めてきたラスに最高に萌えつつも、魔王、渾身の我慢。
本当は走って部屋に戻りたかったのだが、ゆっくり螺旋階段を上がりながら、潤んだ緑の瞳を覗き込んだ。
「腹が大きくなったからってなんだよ。ベビーが成長してる証だろ?よし、肩まであったかい湯に浸かって一緒にラマーズ法の練習だ!」
「うん!コー、お腹に沢山触ってね」
部屋に着くと、ラスを抱っこしたままバスルームへ行って蛇口を捻り、ラスをベッドにそっと降ろした。
2人ともまるで初夜を迎えるような気持ちになり、ラスと手を繋ぎながらベッドに倒れ込んで笑い合った。
「俺めっちゃどきどきしてんだけど。チビは?」
「私もすっごくどきどきしてるよ。コーをどうやって襲おうかさっきからずっと考えてるんだけど…秘密!」
「やべえ、俺何されんの!?爆発する!」
ルビーよりもガーネットよりも綺麗な赤い瞳に見つめられて吸い込まれそうになったラスが身体を寄せて腕に転がり込む。
この幸せが永遠に続き、永遠にコハクに愛される喜びに身体が震える。