魔王と王女の物語②-Chain of destiny-【完】
ラスとしては今すぐ出発したかったのだが…それは全員から止められた。
「せっかくコハクと会えたんだから今日くらいは2人でゆっくりしたら?」
「でも…コーと早く戻りたいし…」
「本当はまだ話さなきゃいけないことがあるんだけど、それは後でいいわ。じゃあねおチビさん」
皆がぞろぞろと出て行き、最後にサラマンダーがまたラスを見て舌なめずりをした。
「お前…美味そうだな」
「ふざけんなよ蜥蜴の分際でチビを食おうなんざ1000年はええ!チビを食うのは俺だけ…」
「サラマンダーさんありがとう、私頑張って試練を乗り越えてみせるね!」
鋼のような筋肉質の身体に無邪気にぎゅっと抱き着いたラスに魔王、絶叫。
「あぁーーっ!チビ!ばっちぃからやめなさい!」
「魔王に飽きたらいつでも俺の部屋に来い」
「蜥蜴は早く出てけ!チビ!戻って来なさい!」
必死にラスを説得する魔王だったがラスは信頼の眼差しで背伸びをしてサラマンダーの頬にキスをすると手を振った。
…もちろん魔王はご立腹を通り越して今にも大暴れしそうになっていたが、ラスが戻って来たので早速抱っこして頭上よりも高く抱え上げた。
「きゃーっ!」
「俺以外の男に簡単に触らせるんじゃねえよ!」
「え?触ったのは私の方からだもん」
「屁理屈言わない!」
それでもラスはにこにこしていて、怒りが萎えたコハクはラスの頬に触れて肩で息をついた。
「ったく…チビは相変わらずだな」
「そう?2年経ったんだから私も色々変わったよ?」
ベッドに座ったコハクの膝に横向きになって座り、コハクの手を引き寄せて腹にあてた。
「チビ?」
「コーとの赤ちゃん…できなかったの。沢山欲しいって言ってたでしょ?だから欲しかったのに…」
「俺がまた完全復活したらいやって言うほどできるって。でも…今のチビもイイなあ…。前のチビも良かったけど今のチビもイイ!」
相変わらずよくわからないことを言うコハクが懐かしくて、ラスは背中に腕を回して強く抱き着いた。
「待っててね、コー…」
誓いのキスを交わし合う。
「せっかくコハクと会えたんだから今日くらいは2人でゆっくりしたら?」
「でも…コーと早く戻りたいし…」
「本当はまだ話さなきゃいけないことがあるんだけど、それは後でいいわ。じゃあねおチビさん」
皆がぞろぞろと出て行き、最後にサラマンダーがまたラスを見て舌なめずりをした。
「お前…美味そうだな」
「ふざけんなよ蜥蜴の分際でチビを食おうなんざ1000年はええ!チビを食うのは俺だけ…」
「サラマンダーさんありがとう、私頑張って試練を乗り越えてみせるね!」
鋼のような筋肉質の身体に無邪気にぎゅっと抱き着いたラスに魔王、絶叫。
「あぁーーっ!チビ!ばっちぃからやめなさい!」
「魔王に飽きたらいつでも俺の部屋に来い」
「蜥蜴は早く出てけ!チビ!戻って来なさい!」
必死にラスを説得する魔王だったがラスは信頼の眼差しで背伸びをしてサラマンダーの頬にキスをすると手を振った。
…もちろん魔王はご立腹を通り越して今にも大暴れしそうになっていたが、ラスが戻って来たので早速抱っこして頭上よりも高く抱え上げた。
「きゃーっ!」
「俺以外の男に簡単に触らせるんじゃねえよ!」
「え?触ったのは私の方からだもん」
「屁理屈言わない!」
それでもラスはにこにこしていて、怒りが萎えたコハクはラスの頬に触れて肩で息をついた。
「ったく…チビは相変わらずだな」
「そう?2年経ったんだから私も色々変わったよ?」
ベッドに座ったコハクの膝に横向きになって座り、コハクの手を引き寄せて腹にあてた。
「チビ?」
「コーとの赤ちゃん…できなかったの。沢山欲しいって言ってたでしょ?だから欲しかったのに…」
「俺がまた完全復活したらいやって言うほどできるって。でも…今のチビもイイなあ…。前のチビも良かったけど今のチビもイイ!」
相変わらずよくわからないことを言うコハクが懐かしくて、ラスは背中に腕を回して強く抱き着いた。
「待っててね、コー…」
誓いのキスを交わし合う。