魔王と王女の物語②-Chain of destiny-【完】
四精霊は契約を交わす前からとにかくコハクをからかうのが大好きだった。
もちろん親愛関係が成立しているからこそなわけだが…今のコハクは冗談が通じる雰囲気ではない。
「コハク…おチビさんと最高の関係になっても心が狭いままなのねえ」
「うっせ!おいヒキガエル!チビに手ぇ出したら今度は俺がお前をゴキブリに変えてやっからな!」
「コー、喧嘩は駄目」
…ラスに“めっ”をされた魔王は不服さ全開で唇を尖らせたが、ヒキガエルことアンドリューは元の身体に戻れたしラスと一緒に旅ができるわで張り切りまくっていた。
「じゃあこれはプレゼントね」
ウンディーネがアンドリューに触れた途端、マントや剣、ブーツやグローブ、鎧といった騎士のような格好になり、ますますラスがこっちを見てくれなくなってしまうと…
「おいチビ、ちょっとこっち来い」
「?コー、どうしたの?」
「いいから」
コハクの雰囲気がちょっと尖っていたのでさすがにラスがアンドリューから手を離すとコハクの細い腰に抱き着いて見上げた。
「コー?」
「いいかチビ。無邪気なチビもイイけど俺以外の男と仲良くしたら…その男を殺すからな。冗談じゃないぞ、覚えとけ」
「コー…ん…っ」
そう言って腰を折るとラスの顎を取って上向かせ、ものすごく激しく唇をうばい、四精霊とアンドリューをぽかんとさせた。
わざと彼らに見えるような角度で舌を絡め、あまり経験のないラスはすぐに息が上がり、腰が砕けて座り込みそうになるとコハクが抱き上げた。
「ギブがはえーんだよ。チビ、帰ってきたらもっとすげーのするからな」
「うん…、コー…大好き」
コハクの激しい嫉妬心がラスを焦がし、想いが伝わると首に腕を回してきゅっと抱き着いて来て、魔王、コーフン。
「ヒキガエル、お前も覚えとけ。チビは俺の花嫁なんだからな。わかったか?」
「わ、わかった」
ラブラブさ加減の半端ない光景を見せつけられてさすがに対抗意識が萎えたアンドリューが火山を見上げた。
「ラス、行くケロ。……間違えた!ラス、行こう!」
ラスの嫌いな雷が鳴り止まないあの山へ。
もちろん親愛関係が成立しているからこそなわけだが…今のコハクは冗談が通じる雰囲気ではない。
「コハク…おチビさんと最高の関係になっても心が狭いままなのねえ」
「うっせ!おいヒキガエル!チビに手ぇ出したら今度は俺がお前をゴキブリに変えてやっからな!」
「コー、喧嘩は駄目」
…ラスに“めっ”をされた魔王は不服さ全開で唇を尖らせたが、ヒキガエルことアンドリューは元の身体に戻れたしラスと一緒に旅ができるわで張り切りまくっていた。
「じゃあこれはプレゼントね」
ウンディーネがアンドリューに触れた途端、マントや剣、ブーツやグローブ、鎧といった騎士のような格好になり、ますますラスがこっちを見てくれなくなってしまうと…
「おいチビ、ちょっとこっち来い」
「?コー、どうしたの?」
「いいから」
コハクの雰囲気がちょっと尖っていたのでさすがにラスがアンドリューから手を離すとコハクの細い腰に抱き着いて見上げた。
「コー?」
「いいかチビ。無邪気なチビもイイけど俺以外の男と仲良くしたら…その男を殺すからな。冗談じゃないぞ、覚えとけ」
「コー…ん…っ」
そう言って腰を折るとラスの顎を取って上向かせ、ものすごく激しく唇をうばい、四精霊とアンドリューをぽかんとさせた。
わざと彼らに見えるような角度で舌を絡め、あまり経験のないラスはすぐに息が上がり、腰が砕けて座り込みそうになるとコハクが抱き上げた。
「ギブがはえーんだよ。チビ、帰ってきたらもっとすげーのするからな」
「うん…、コー…大好き」
コハクの激しい嫉妬心がラスを焦がし、想いが伝わると首に腕を回してきゅっと抱き着いて来て、魔王、コーフン。
「ヒキガエル、お前も覚えとけ。チビは俺の花嫁なんだからな。わかったか?」
「わ、わかった」
ラブラブさ加減の半端ない光景を見せつけられてさすがに対抗意識が萎えたアンドリューが火山を見上げた。
「ラス、行くケロ。……間違えた!ラス、行こう!」
ラスの嫌いな雷が鳴り止まないあの山へ。