華麗なる偽装結婚

「…君は…、社員推薦だね。

ええと…、営業四課の、佐々木 達郎くんか。

彼とは?
……恋人なのかな」

…は。

「や…、ちっ、違います。
隣家の友人なんです」

慌てて否定する。
達郎と恋人?
いきなり、何を訊くのよ…!

あたふたする私に彼はふわっと笑う。

「いや…、失礼。
困らせるつもりじゃなかったんだが。

…じゃあ、何故我が社の社長秘書公募に申し込んでくれたのかな」






< 15 / 252 >

この作品をシェア

pagetop