俺様王子は運命の人。


「あたしは北山宏貴か山谷涼介のどちらかを選ぶつもりでした。

最初のあたしだったら確実に山谷涼介を選んでるはずなのに・・・

なぜか北山宏貴が心のどこかいたんです。」


なんだろう?

頬が濡れてる_。



「無理すんな。」

後ろから声がした。

「北山先輩・・・」


「もうどっちでも良くね?校長。」

「え・・・しかし北山君!」

「うっせぇ。まゆがしたくねーんだと。」





北山先輩はどうしてそう優しいの?




なんで・・・そんな接し方をするの?









「あたしは・・・北山宏貴に一票入れます。」
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