俺様王子は運命の人。


「うわーここもデカいな。」

「なんでお前もいんだよ!」

「織乃に許可とりましたー」

この2人はいつも喧嘩に発展するな・・・。


「まゆっ!!クッキー作って!!」

「うん。」

「ケーキも!!パンも!!ドーナッツも!!」

「はいはい。」

織乃は食べることが大好きで、

いつも何か食べてる。

そのたびヒロに太るぞって言われてるんだけど・・・。

「織乃、太るぞ?」

ほらね?

そして織乃がキレるのはいつものこと。



「まゆ、それ作ったら俺の部屋来て。」

「え?・・・わかった。」

それだけ言うとヒロはキッチンからも

リビングからも姿を消した__。

「まゆ~気を付けてね?男は狼だよ。」

「何それ。」

織乃と笑いながらお菓子作りをして、

2時間半かけて終わらせた。




「ヒロー?来たよ」
< 58 / 65 >

この作品をシェア

pagetop