俺様王子は運命の人。


部屋から返事はない。

「ヒロー?」

もう一度呼んでみたけど返事はない。

「入っちゃうよー?」




ガチャッ

ドアを開けると真っ暗な部屋が現れた。


「あれ?ヒロー?いないのー?」


すると、

いきなり後ろから腕を引っ張られた__。


「きゃぁあああ!!」

「まゆ!俺だよ。」

「ひ、ヒロ・・・もうビックリさせないでよ」

ヒロは何も言わない。

「ヒロ?」






ちゅっ

唇にやわらかい感触。


「んっ・・・ヒ、ロッ!」

全然離してくれないヒロ。

だめっ・・・息がっ!!


「んっ・・・ぷあっ」

やっと離してくれた時



ドサッと後ろに倒された。
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