君のための嘘
「イケたようだね?」


刺激を受けた部分がまだヒクついている。


これが、イクって……こと……?


全身が敏感になって、ラルフに触れられるたびに大きく身体が揺れる。


「なんて感じやすいカラダなんだ……」


ラルフは夏帆の唇を貪るようにキスをすると、ベッドサイドテーブルへ手を伸ばした。


カサッと音がし、小さなパッケージを開けた。


夫婦だけど……避妊する……。


赤ちゃんが出来てはいけない……。


夏帆は無性に悲しくなった。


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