君のための嘘
何千万の価値のある鯉がたくさん泳ぐ池まで来ると、ラルフは立ち止まり恵梨奈が隣に来るのを待った。


「振袖は大変でしょう? わざわざ新年早々着付けてくるなんて大変でしたね?」


髪も長いのだろう。


茶髪の髪を結い上げ、結い上げた髪は頭の上でクルクルとカールされている。


そこまでするのに、何時から支度をしているのか。


金のかけられた美しさなのかもしれない。


だが、どんなに美人でもラルフが気に入ることはない。


夏帆以外はどんなに美しい女性でも眼中に入らない。


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