君のための嘘
「おばあ様はどこにいる?」


「お茶室におられます」


「わかった」


屋敷の横に作られた祖母お気に入りの茶室へラルフは向かった。


ドアを開けると渡り廊下がある。


その先に2部屋あり奥の部屋が茶室だ。





「おばあ様」


ふすまの前まで来るとラルフは開かずに声をかけた。


「お入りなさい」


中から祖母の声がし、ラルフはふすまをゆっくり開けた。


祖母は茶を点てていた。


< 345 / 521 >

この作品をシェア

pagetop