君のための嘘
誰が、霧生って……ラルフ?


ううん ラルフは仕事に行くのを認めてくれた。


もしかして……。


「私を辞めさせるように言ったのは誰ですか?」


夏帆はハンカチで額を拭う店長に聞いた。


「男性ですよ」


祖母だと思っていた夏帆はあ然となった。


男性って、ラルフ?


帰されると分かって、私を行かせたの?


夏帆は無性に腹が立ってきた。


「分かりました お世話になりました」


夏帆は頭を下げると、休憩室を出た。



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