愛しき人
そのあと、課長と三田さんの作るお料理を食べた。
半分泣きながら、半分笑いながら・・・・

----課長って不思議空気感を持つ人-----



「さっ。帰るか。」

『はい。おいしかったです。 課長。会計・・・』

「もう、すんでるよ。かえろう」

『課長・・・・』

「部下におごるのも上司の役目だよ。なんてな・・・」

『課長・・・・ごちそうさまでした・・・』

「いいえ。どういたしまして・・・
 お前やっといつもの笑顔ができたな・・・」

『えっ!』

「相変わらずの反応だな・・」

『すいません・・・』

「それもだな・・・」

『・・・・・』

「でも、よかったよ。オレはお前のその笑顔が見れれば、ここまで来たかいがあるってもんだ・・・」

『課長・・・ありがとうございます。明日からがんばります・・・』

「おう。がんばってくれよ。期待してる!!」

『はい。期待してくださいね』

「お前も言うようになったなっ。」

「『”ぷっ”』」


「さっ。帰るぞ・・・」

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