3つのナイトメアー
恭子は驚いて叫んだ。
「まあ、あの智伯父さんが、大変! 華代ちゃん、しっかりするのよ」
夫の冬彦が心配そうな表情で付け加えた。
「華代さん、仕事のことは気にしなくていいから、早く実家に帰って、ご両親
に付き添ってあげなさい。そちらの目途がつくまで、僕達はずっと待ってるか
らね」
華代が、少しほっとしたような顔になって、感謝の礼を言った。
「山本先生、恭子ちゃん、雇ってもらって間がないのに、こんな我がままを許
してもらって、なんてお礼を言ったらいいか」
「正直、今華代さんに抜けられるのは痛手だけど、事情が事情だから仕方がな
いよ。その分、親孝行してくるんだね。なんといっても、親にとって娘が一番
なんだから」
優しくたたみかけるように慰めた冬彦に、華代は正面から向き合ってきっぱ
りと言った。
「あの、山本先生、実は私の息子の圭は、今