シンデレラに玻璃の星冠をⅠ
 
その陰鬱で攻撃的な響きは、"僕"を刺激する。


煽られ、起き出す気配がある。


ああ…やはりな。


納得だけする楽天的な僕と、煌に縋る悲愴的な自分。


その間にある、"自嘲"という動作で僕は…軽く目を瞑る。



煌――

万が一の時には頼むぞ?



僕は、惨めな姿を晒して、大切な者に刃を向ける様を…皆に見られたくないんだ。


そう…

嫉妬という心は、やがて憎悪になり…

暴走する力となるから。


嫉妬。


それは恐らく…櫂に向かう。


僕が"エディター"を嫌う理由。


それはきっと…彼女によって、僕の中の汚く醜い心が露わになることを予感していたのだろう。


似ているんだ、彼女と僕は。


認めたくはないのだけれど…

きっと…彼女を理解出来るのは、僕だけなんだろう。


だとしたら、彼女にとって何が"安心"か。


それは僕にとって"安心"に思う…同じことに他ならず。


安心とは、"願望"に他ならず。


僕の願望は――?
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