星になった君
え?昨日の今日だよね。



昨日の夕方まで元気だったよね?


何で?どうして?



私の足は自然に病院に向いていた。



信じられなかった。颯に会いたい。ただその気持ちだけが私の足を動かしていた。





病院に着くと憔悴しきった夏希さんがいた。


私はふらふらしながら夏希さんの隣に座った。


夏希さんの肩を抱きながら


「颯は?颯はどこにいるの?」


とうわ言のようにつぶやいていた。

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