しゃぼん玉
リク達はメグルと別れた。
今のところ、メイが滝川家を出ていく心配はなさそうだし、メグルとメグルの祖父母はとても優しい人物だったので、一同は安心した。
ミズキとリクは、念のためにメグルとも連絡先を交換しあった。
リクはこの後夜までバイトがあるので、ミズキ達と別れた。
リクを見送ったミズキ達は、このままリョウの墓に行くことにした。
何もない時でも最低週に1回、ミズキはリョウの墓参りをしている。
もう、茜色の夕日が空の一部になってしまうほど、辺りは真っ暗だった。
その道中、シュンは、さきほどからずっとあった疑問をミズキに投げかけた。
「あのさ、さっき穂積を訪ねてS高に来た弁護士なんだけどさ」
「宇都宮さんだよね?」
ミズキをはじめ、みんながシュンを見る。