しゃぼん玉


商店街でメイと別れた宇都宮は、メイの母·翔子に呼び出され、穂積家に来ていた。

メイの写真や画像を撮り損なった今、正直、宇都宮は翔子に会いたくはないと思った。

だが、依頼人であり、人材を提供してくれた人間の呼び出しを無下には出来ない。


宇都宮は、女子高校生、あるいは女子中学生の猥褻(わいせつ)な写真を撮り、それを雑誌社に売ることで生計を立てているのだが、最近では警察の目も厳しい。

以前なら隠し撮りも余裕で出来たのに、最近はどこにいても大人達の監視の目が光っている。

よって、今では、自ら望んで写真を提供してくれる少女達に協力をしてもらっている。


そういう生活の中で、“ある友人”に翔子のことを紹介され、今に至る。

“ある友人”とは、現在の翔子の恋人のこと。

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