コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
「なんなら、俺が連れてってあげよっか?」
ニヤッと笑ってわたしを覗き込む平野くん。
「え!?」
いきなり覗き込まれた驚きと
言葉の意味が理解できないのとで、間抜けな声がでてしまった。
「俺につかまってくれれば、泳いでつれてってあげるよ?」
「へ!?」
「はあ!?」
わたしと桐山くんの声が重なった。
「栄一、なにそれ。」
心なしか、ワントーン低い声。
「だ~か~ら、綾菜ちゃんが俺に後ろからしがみついてくれれば、
一緒にいけるよ?って話。
綾菜ちゃんくらいの体重なら、全然平気!」
ニコニコ笑う平野くんと
悔しそうに唇をかみしめる桐山くん。
あ、あの・・・・
わたしのことなのに、なんでわたし、置いてけぼり??