コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
「はあ・・・・。」
残されたわたしたちは、しばらく無言だった。
いや、なんとも言えない重い空気に
誰もなにもいえなかったって方が正しいかも。
それに、男二人が
すごく不機嫌で、わたしたちはどうすることもできなかった。
それを破ったのは、
平野くんのため息。
反射的に平野くんの方を見てしまう。
目が合う。
じっとわたしを見ている。
なんだか、いけないことをして
怒られる前の子供の気分。
「やっぱ、行かなきゃよかった・・・・。」
桐山くんのつぶやきが聞こえた。
「同感。」
わたしから視線をはずし、遠くを見ながら
平野くんも言う。
「あの、二人とも・・・・」
わたしの声に、二人が振り返る。
「ごめんなさい。」
なんとなく、謝らないといけない気がした。