コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
桐山くんは、少ししてから
わたしの方を向き直った。
真正面から見つめられる。
すごく真剣な顔。
でも、さっきからある切なさもまだ残っている。
「俺は、倉持が好きなんだ・・・・。」
その声が聞こえたとき
なによりショックだった。
あたらないでほしかった予感があたった。
どうしたらいいのかわからない。
どんな風に答えればいいんだろう?
どう答えても、悪い方向にしかいかない気がする。
わたしの、馬鹿。
大馬鹿!!
こうなる前に、なにか、もっとなにかできることがあったんじゃないの?
なにやってたの、わたし。
それに、今までいろいろ考えてきたのは
なんのためだったの?
考えてきたこと、
この瞬間のためにいっぱい考えたのに
結局、頭は真っ白で
いい言葉ひとつ見つからない。