コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~


「真っ暗だね~。なんにも見えない。」


ホテルから先生たちに見つからないように

なんとか抜け出し、浜へ通じる道を歩く。

さっきまではホテルのエントランスの灯りが届いてたんだけど
それもとうとう届かなくなっていた。


「迷いもなく進んでるけど平野くんには見えてるの?」


「なんとなく。」


本当になんとなくね。

あとは記憶をたどって。



「え~!?わたし、全然見えないのに。」

「なんなら、俺につかまる?」


なんてね・・・・。



「うん。」


え!?



「ごめん。そうさせてもらってもいい?

はぐれそうで怖い。」



暗くて表情は見えないけど

すぐ下から聞こえてくる綾菜ちゃんの声。



そして、俺の上着の袖をきゅっとつかむ手。




・・・・っ



な、なにガラにもなく緊張してんだよ。



や、やばい・・・・

なんか心臓の音聞こえるんだけど。




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