コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~

「なんのために俺のこと話したと思ってるの?

俺は、もう大事な人が壊れて離れていくことが嫌なんだ。

そして、綾菜ちゃんは俺の大事な人になってしまった。
その綾菜ちゃんが今苦しんでる。

その苦しみを俺が少しでも癒せるなら、俺はなんだってする。」


「平野くん・・・・。」



「俺は何回も言うけど、自分の気持ちが実るとかそんなのどうでもいいんだ。

ただ、大事な人に笑っていてほしい。そして幸せでいてほしい。
だから、綾菜ちゃんは気にせず大輝を好きでいていいんだよ。」


大輝を好きで幸せなら

俺も、幸せなんだ。



キミの隣に誰がいてもいい。

ただ、キミが笑ってくれさえしていればそれでいい。



「俺の存在が、キミを救うなんて

そんなの傷つくどころか幸せだよ。

俺はそれで傷つかない。
だから、俺にキミを好きでいさせてほしい。」



「そんな・・・・平野くん、いい人すぎるよ・・・・。」


「泣くなって。笑ってって言ったところでしょ?」


「だって、だって・・・・・。」



それでも泣き続けるから

仕方なく胸を貸す。




「ごめんなさい・・・・。」


「だから、フらないでって。」


「ちがう!そういう意味じゃなくて・・・ふぇっ・・・・!!」


「はいはい、よしよ~し。」



頭をなでてなだめる。



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