コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
綾菜ちゃんの家に
行き、状況を聞いた俺は
あからさまにがっかりした。
感情を隠すのは得意なのに
思いっきり顔に出てしまったみたいで
綾菜ちゃんは不思議そうだ。
「とにかく、早く運ばないと!
大輝のベットが空いてるの。」
病人、しかも男を運ぶために俺を呼んだだけか・・・・。
はあ・・・・
まあ、綾菜ちゃんらしいよね。
でも、これはけっこうキツイ仕打ちだよ?
俺じゃなかったら、たぶんキレてるよ。
なにせ、こっちは他の女をすっぽかしてきたんだからね。
それは俺の勝手って言われたらそこまでなんだけど。
ちょっとでも期待みたいなものをしちゃった自分が
なんだか無性に情けなくて
かわいそうになった。
でも、これもきっと惚れた方の宿命っていうやつなんだろうね。