[続]愛しき人
一之瀬の実家に行った時

母から、何があったかを話すように言われた・・・

私は泣きながら、これまでのことをすべて母に話した・・・

俊哉に問いただすこともできないということも・・・


その話を父に聞かれているとは思わなかったが…


母は、仕事で新しいことを始めようとしてるのではないかとかあくまで仕事だろうと言い切った。

今までの、俊哉を見ていたのだから、そう考えるのが妥当だろう…

私だって、疑いもせずにそう思っていたのだから…


でも、私の心は母は話しをしても落ち着くことはなかった。

自分のことすら、何もできず、子供の世話もできない…

この日から、マンションに帰ることなく、一之瀬の家にいるようになった。


俊哉には何の連絡を入れず、会社には体調不良を理由に長期休暇をもらった。

それでも、俊哉から、連絡が来ることはなかった…





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