リスタート ~最後の恋を始めよう~ 【前編】
お疲れ様です。
いきなりですが。
バレてしまったようです。
ごめんなさい。
そんな文面のメールを送る。
すぐに、島野からの返信が届いた。
さすが、犬並みの嗅覚(笑)
文末に付いていたやや間の抜けた感じの犬の絵文字に、思わず笑いが込み上げる。
あんがい、お茶目な人なのねと、明子の頬が緩む。
耳のキスマーク
見つかっちゃいました。
疑っているみたいです。
また、すぐに、島野からの返信が届いた。
全部、正直に話しなさい。
ごまかすと面倒だよ。
牧野に伝えて。
今度、殴られてやるよって。
最後の一文に、思わず、明子は泣きそうになった。
全部、話します。
約束。
守れなくてごめんなさい。
そう書いた送ったメールに、しばらくしてから返事が来た。
許してくれないときは
おいしい物を作って
食べさせなさい。
それでもだめなら
逃げておいで。
駆け落ちしよ(笑)
ごめん。
牧野と離れちゃダメだよ。
明子の頬に、泣き笑いのような笑みが浮かんだ。
にじむ涙が溢れないよう、天井を見上げる。
君島も、小林も、島野も。
みな、牧野の気持ちは明子にあるのだと、明子に言った。
けれど、肝心の牧野がなにも言ってくれないから判らないと、明子はその言葉に素直になれなかった。
でも、牧野は伝えているつもりらしい。
多分、日曜日のあの言葉なのだろう。
見上げながら、バカと小さな声で呟いた。
(なんで、もっと判りやすい言葉で、伝えてくれなかったの)
(バカ)
(牧野さんのバカ)
判っていたら、大嫌いなんて言ったりしなかったのに。
判っていたら、見合いの話なんてしなかったのに。
判っていたら、島野に唇でさえ許しはしなかったのに。
そんな思いが、頭の中で渦巻いた。
(バカ)
(牧野さんのバカ)
天を見上げる目から、一滴の涙が溢れた。
いきなりですが。
バレてしまったようです。
ごめんなさい。
そんな文面のメールを送る。
すぐに、島野からの返信が届いた。
さすが、犬並みの嗅覚(笑)
文末に付いていたやや間の抜けた感じの犬の絵文字に、思わず笑いが込み上げる。
あんがい、お茶目な人なのねと、明子の頬が緩む。
耳のキスマーク
見つかっちゃいました。
疑っているみたいです。
また、すぐに、島野からの返信が届いた。
全部、正直に話しなさい。
ごまかすと面倒だよ。
牧野に伝えて。
今度、殴られてやるよって。
最後の一文に、思わず、明子は泣きそうになった。
全部、話します。
約束。
守れなくてごめんなさい。
そう書いた送ったメールに、しばらくしてから返事が来た。
許してくれないときは
おいしい物を作って
食べさせなさい。
それでもだめなら
逃げておいで。
駆け落ちしよ(笑)
ごめん。
牧野と離れちゃダメだよ。
明子の頬に、泣き笑いのような笑みが浮かんだ。
にじむ涙が溢れないよう、天井を見上げる。
君島も、小林も、島野も。
みな、牧野の気持ちは明子にあるのだと、明子に言った。
けれど、肝心の牧野がなにも言ってくれないから判らないと、明子はその言葉に素直になれなかった。
でも、牧野は伝えているつもりらしい。
多分、日曜日のあの言葉なのだろう。
見上げながら、バカと小さな声で呟いた。
(なんで、もっと判りやすい言葉で、伝えてくれなかったの)
(バカ)
(牧野さんのバカ)
判っていたら、大嫌いなんて言ったりしなかったのに。
判っていたら、見合いの話なんてしなかったのに。
判っていたら、島野に唇でさえ許しはしなかったのに。
そんな思いが、頭の中で渦巻いた。
(バカ)
(牧野さんのバカ)
天を見上げる目から、一滴の涙が溢れた。