年下彼女に負ける俺-1-
「大丈夫か!?」


椅子に座っていた浅間が立ち上がり、私の左腕を掴み、もう片方の腕は私の腰を支えてくれていた。

だけどそんな行動は無意味だった。




結局二人で床に倒れこんだ。




「うわっ!」


「きゃっ!」







ドサッ____。



目を開ければ私の下には浅間がいた。


どうやら私のことをかばってくれたようだった。
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