年下彼女に負ける俺-1-
「聡ちゃんって…彼氏のこと?」


「そうだよ。」




聞こえてたんだと思いながら、保健室の床を見る。




「連絡すれば?俺、静かにしてるし。」


「ありがとう。」




制服のポケットから携帯を取り出し、聡ちゃんの携帯へと連絡する。






プツッと音がすれば、聡ちゃんの声が聞こえた。
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