Sugarless -君だけがいた時間-
だけど私も頼まれると断れない性格だから、けっきょくマリコのお願いを聞き入れて、飲み会に参加する。
次から次に男を紹介されると、どの人も同じに見えてくる。みんな、青年AとかB。
そしてやっぱり断れない私は、男に薦められるがまま、たいして飲めない酒を飲む。
で、流れで二件目に連れて行かれ、口説かれるはめになってしまう。だって断れない性分だから。
そんな私だけど、さすがにラブホは、断った。
「ごめんね。終電があるから」
「じゃあ一緒に泊まろうよ」
青年Aが何を言ってるんだか。