水に映る月
 

時々交わしている彼らの会話で、この家の住人の名前は、ヨシト。

車を運転していたのは、タカヒロ。


それから、あたしの横にいたヤンキーは、ヤマネ。

清香の横にいたヤンキーの名前は、シマダだと分かった。


「部屋、他にも空いてる?」


シマダがヨシトに訊いた。


「一番奥は兄貴の部屋やから、使ったんバレたらキレよるわ。その手前の部屋に行けや。」


ヨシトがシマダに指示をした。


たぶん、このグループのリーダー格は、ヨシト。


「別れて飲もーや♪」


シマダはヤマネを誘うと、ヨシトの部屋から清香を連れ出した。


 
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