水に映る月
─ Good timing♪
「ケイちゃん、おかえり♪」
あたしは、靴を脱ぐ彼に歩み寄った。
慧は、ちょっぴり驚いた顔をして
「ん、ただいま。純ちゃん、寝てないんか?」
って、訊いた。
「早起きしたねん♪」
「なんで?つーか、美味そうな匂いしてるな。」
話しながら、彼は靴箱に靴を仕舞った。
「うん。料理とかしてみた♪」
「マジで?純ちゃん、やるやん♪」
慧はニッコリ笑って、ユニットバスの中に入り、洗面台で手や顔を洗った。