誘拐犯は…神様だったのです!




そ、そんな…そうゆうホラー話は苦手


小さい時も、1人でトイレとかいけなかったし

物音一つでもビクビクしてしまうんだ


無意識に怖い顔をしていたのか、グレンさんがそれに気付くと慌てて声を掛ける


「あ、いや…けど、みんな襲われたのは深夜みたいだから」

「………」

「だから…夜に1人で歩かなければ平気」


励ますように明るい声で言うと、私に花束を差し出して来る


「あー…と…わ、悪い…怖がらせるつもりはなかった」


「い…いえ」

「もし不安なら、俺も家まで付き添うからそんな顔をするな」


"な?"と首を傾げ花束を握らせると、グレンさんの大きくて綺麗な手が私の頭を撫でる






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