誘拐犯は…神様だったのです!




「モノ様も、その前の世代も花嫁になり屋敷に来てすぐにみごもっています。それは花嫁としての役目でもあるんです」


「…そんな」


「黙っていたのは、心から申し訳ないと思っています」



頭をさげ、正面から謝るツヴァイさんにぐっと唇を噛みしめる



「もし、凜様が子供を拒み続けたのなら…掟破りとして凜様は、花嫁でも我々の敵とみなし人間界に帰ることは出来ません。屋敷の地下に永遠に囚われるでしょう」



深く下げていた頭を上げると私達の視線がぶつかる


「凜様…受け入れて下さい…私は凜様がそのような事になるのは胸が痛いです」


「………」



受け入れろだなんて…そんなの、無理だよ


子供の話を聞いていたのなら、オッケーなんかしなかった


しかも、すぐに身籠れ?拒否したら牢獄行き?永遠に…人間界に帰れない



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