誘拐犯は…神様だったのです!




馬鹿にするのにも、限度がある…



花嫁のふりをして、ネックレスを使うだけじゃなく…私を子供を産む道具として使うだなんて…



「………」


ただ黙る私にツヴァイさんはそっと声を掛ける


「…凜様…?」

「……っ」

なによ…神様だなんて言っておきながら…私をこんなにも苦しめるの?


ツヴァイさんだって、味方だって言ってくれたのに…


「もう、いいです……」

「?」


もう、いいよ。この人達を信じた私が馬鹿だった


私を騙して子供を産ませよう?そんなの…私は認めない



「ツヴァイさん、私は…何を言われても子供なんて産みません…」


「凜様」


絶対に産まないんだから…


自分達の要望ばかりで、私の意志の主張はほとんどしてくれない



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